特殊解析ホルター心電図検査のご案内

 わが国では年間約10万人の突然死があり、このうち約6万人が心臓の異常が原因となる心臓突然死です。特殊解析ホルター心電図検査で心臓突然死のリスク評価が実施できます。めまい、動悸、息切れ、胸痛などの自覚症状のある方は、お気軽にご相談ください。
 <従来の24時間心電図(ホルター心電図)では、突然死の原因となる不整脈等の正確な解析では不十分でした>

特殊解析の導入

発症してから24時間以内の死亡を「突然死」と言い、健康な人が突然、命を落とす。
そんな危険な心臓突然死のリスク予知に有用な機器を導入しました。
24時間(または48時間~1週間)のホルター心電図を装着する事で可能になります。

以下の特殊解析を行うことによって、致死性不整脈の陰性予測などができます。特に心筋梗塞を経験された方には有用です。

 

◆TWA◆

TWA(T-Wave Alternans :T波交互脈)とは、形の異なるT波が1拍ごとに交互に現れる現象で、心臓の電気的興奮が収束していく過程を示す再分極の異常を反映します。単位がμVと微小電位のため、突然死の予知指標としては、陽性より陰性的中率のほうが極めて高いとされています。
スペクトル解析法によるTWA計測値
 

◆LP◆

LP(心室遅延電位:Late Potential)とは、洞調律時の体表心電図を加算平均して得られるQRS波の終末部の微小電位を言います。LP は伝導遅延を伴う障害心筋の存在を示す、とされています。
 

◆HRV◆

HRV(心拍変動:Heart rate variability)とは、自律神経のゆらぎによる心拍数の周期性変動のことであり、古くから心筋梗塞後の突然死との関連性が示唆されています。 本プログラムのHRV 計測では、「フラクレットⓇ」のゆらぎ解析機能を用いて周波数領域のHF、LF/HF を計測しトレンドに表示します。
「フラクレットⓇ」では、周波数解析手法として、ウェーブレット解析を採用しており、従来の手法(FFT など)に比べて状態の変化をより早く捉えることが可能です。
※フラクレットⓇは、日本光電工業株式会社の登録商標です。
 

◆HRT◆

HRT(Heart Rate Turbulence)とは、代償性休止期を伴う心室期外収縮(VPC)が出現した直後の洞調律の変動を意味します。HRT は自律神経機能の指標として使用されています。

TSは、VPC出現後のRR間隔15個内において、連続する5個の回帰直線の最大の傾きとする。
 

◆QT◆

QT 計測で計測されるQT 間隔とは、Q波の始まりからT 波の終わりまでの時間、つまり心室の活動電位持続時間を示しており、臨床ではQT間隔を心拍数で補正したQTc(補正QT間隔)という指標を用いて表します。
このQTが延長する事により電気的状態が不安定になり心室由来の異常な頻脈のリエントリー状態が形成され、最終的に心室細動へとつながるリスクとなります。

 

以上のような測定ができるようになりました。

めまい、動悸、息切れ、胸痛などの自覚症状がある方がおりましたら、ぜひ一度受診し検査をしていただければと思います。

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