臨床検査課理念

  • 正確な医療(検査)を迅速に提供します。
  • 患者さんのための医療(検査)を提供します。

臨床検査課目標

  • 迅速かつ的確な検査データを提供します。
  • 知識の向上を図り、より高度な技術を身につけます。

検査課紹介

 利根沼田地域を中心に脳と心臓を専門とした救急医療を提供するため、
  「正確な医療(検査)を迅速に提供する。」
  「患者さんのための医療(検査)を提供する。」

を理念として、当直体制にて検査業務だけでなく、救急医療にも人的支援を行い、365日24時間体制にて対応させて頂いています。

また、チーム医療の一環として病棟採血や感染対策委員会、輸血管理委員会、NST(栄養サポートチーム)などに携わり、患者さんの治療などの支援に尽力を注いでいます。

業務内容

検体検査部門

生化学検査 血液凝固検査 免疫血清検査 輸血管理 採血業務

生理検査部門

検査項目名 症例 検査説明 検査時間 補足事項
12誘導心電図 症例①
症例②
不整脈や心筋虚血などの診断に有効です。 5分 胸部が出しやすい
服装でお願いします。
ホルター型心電図 症例①
症例②
発作性心原性不整脈や心筋虚血の診断に有効です。 24時間
体外式イベントレコーダー 症例①
症例②
発作頻度の低い心原性不整脈の検出に有効です。 1~3週間
運動負荷心肺機能検査 症例①
症例②

運動前~運動後までの心電図や血圧を把握し、
心臓の病態を調べます。

30分 歩いたり、走ったりできる
服装でお願いします。
ABI検査(足関節上腕血圧比) 症例① 両腕と両足首で血圧を測定し、
その血圧の比で血管年齢や動脈硬化を調べます。
10分 上肢下肢の出しやすい
服装でお願いします。
維持透析を行っている場合、
シャント側の血圧は測定しません。
TBI検査(足趾上腕血圧比) 症例① 両腕と両足趾の血圧比で動脈硬化を調べます。
糖尿病や維持透析患者に特に有効です。
10分
ABPM(24時間携帯型自動血圧計) 症例① 24時間の血圧変動を把握します。 25時間 日中は15分間隔、
夜間は30分間隔で測定します。
スパイログラフィー 症例① 肺の大きさや気管支の広がり具合を調べます。 5分
心臓超音波検査 領域別超音波検査」参照 20分
腹部超音波検査 20分
体表超音波検査 20分
下肢血管超音波検査 30分
経食道心エコー図検査 経食道心エコー図検査」参照 30分
TCD(Transcranial Doppler ) 症例① 頭蓋内血管を測定します。
脳血管攣縮等の評価が可能です。
20分 こめかみ(側頭骨)や
首の後ろ(大後頭孔)
より測定します。
MES(微小栓子シグナル) 症例① 頭頸部血管内の微小栓子の検出が可能です。 50分 仰臥位にて15~30分措定します。
脳波 症例① 脳から生じる電位変動を記録し、
脳神経の機能をみる検査です。
40分 前日又は当日に洗髪して頂くと
検査の影響が少ないです。
長期脳波ビデオ同時記録検査   脳波とビデオ撮影によりてんかん発作の状況を
把握するのに有効です。
24時間
神経伝導速度 症例① 末梢神経に刺激を加え、運動障害(脱力等)や
知覚障害(しびれ等)の有無を確認します。
20~40分 上肢・下肢を出しやすい
服装でお願いします。
ABR(聴性脳幹反応) 症例① 音刺激により内耳から脳までの伝達機能を調べます。 30分 ピアスやイヤリングは
外していただきます。
SEP(体性感覚誘発電位) 症例① 上肢下肢の感覚神経に刺激を与え、
脳までの伝達機能を調べます。
30分 上肢・下肢を出しやすい
服装でお願いします。
Blink-reflex(瞬目反射検査) 症例① 三叉神経を電気刺激し、
眼輪筋の反射機能を確認する。
20分
電気味覚検査 舌を刺激し、味覚機能を調べます。 10分  
術中モニタリング 症例① 手術により傷害される可能性のある脳及び
脳神経の機能を監視します。
終夜睡眠ポリグラフィー 症例① 睡眠中の呼吸状態や睡眠の質、血液中の酸素濃度を調べ、
無呼吸の重症度を調べます。
12時間 夕方に入院して、
翌朝には退院となります。

機器設備

当院の検査装置については『 機器設備 』をご覧下さい。