第5回 認知症新患医療センター住民公開講座のご報告

 令和3年3月28日(日)、群馬県認知症疾患医療センターの指定後、第5回目となる住民公開講座~認知症に寄り添い、住み慣れた地域で暮らす~を開催しました。今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から初の試みであるWEB配信のみでの開催となりました。

 プログラムについては久保田院長の挨拶、吾妻郡医師会長の関谷務先生にご挨拶をいただいたのち、私、センター事務局の竹之内より『認知症疾患医療センター事業報告』と題し、吾妻脳神経外科循環器科及び認知症疾患医療センターの概要や事業内容、活動実績などについてご報告いたしました。続いて、認知症疾患医療センターのセンター長である久保田院長が『認知症と生きる』と題し、講演を行いました。加齢に伴う物忘れと認知症の違い、認知症の症状や予防方法などについて分かりやすく説明しました。

 なお、アンケート結果では、ご満足いただいた旨の回答が多く、「久保田先生の最後のお言葉「私は決して認知症にならないという強い決意が必要です」が、心に響きました。次年度の講座にも参加したいと思います。」や「吾妻でこんなに素晴らしい事業をされていることを知る機会を頂き、とても感銘を受けました。久保田先生の優しい語り口、理解しやすい内容に今日、今からすぐに生活習慣を改めることが大事であると良く分かりました。」や「普段は仕事をしており、中々講座を聞ける機会がありませんでしたが、WEB講座はすごくありがたいと思いました。また、機会があれば視聴させていただきます。」など、多くのお褒めの言葉を頂戴しました。今後も定期的に開催するとともに、アンケート結果を踏まえ、ご希望の多い認知症患者への対応方法や福祉サービスなどについても皆様に情報提供していきたいと考えています。