脳神経系検査
デジタル脳波計
脳細胞から出る電気信号を波形として記録する装置です。ベッドに仰向けに寝ていただき、頭皮に多数の小さな電極をクリームで貼り付けて検査します。てんかんや片頭痛、脳過敏症候群などの診断や治療に有効な装置です。痛みなどは無く、検査時間は約1時間ほどです。
なお、デジタル脳波計はアナログのものに比べ、高精度の判読が可能となっており、てんかん発作や失神などの意識障害、片頭痛、認知症と間違えられやすい高齢者てんかん(部分発作、加齢に伴う脳の老化が原因)等の正確な判読が可能です。
重心動揺計
めまいやふらつきのあるときのふらつき度を調べる装置です。内耳性(耳の平衡機能)なのか中枢性(脳)のふらつきなのかを判定します。
糖尿病性末梢神経障害(糖尿病の3大合併症の1つ)検査装置
末梢の感覚神経の一つである腓腹(ひふく)神経に電気刺激を与え、神経に興奮が伝わる速度と大きさを測定し、糖尿病性末梢神経障害の程度を調べる装置です