沼田クリニック
沼田クリニックは、脳と心臓の専門性及び総合的な外来機能と在宅での療養も支援する高機能な在宅療養支援診療所です。

沼田クリニック

沼田クリニック

見えないもの(幻覚・幻視)が見えると訴えてきたら


幻覚・幻視について

 頭ごなしに否定するのはよくありません。本人は「見えている・そこにいる(ある)と信じている」ため「見えない・居ない」など否定すれば「私を理解してくれない・馬鹿にしている」など悪い感情を残し、ますます孤独感を強めてしまいます。

 本人の中では、幻覚が真実であると思い込んでいます。例えそれが幻覚、幻であっても、誰しも自分が信じているモノを頭ごなしに否定されれば憤りを感じるのは当然です。

 こんなときは、否定せずに肯定するような演技をしてみてはいかがでしょうか。虫が見えると言ったら「私が追い払うから(部屋の掃除をするから)、こっちで休んでいて下さい」といって部屋を移動させ環境を変えてみる、など。

 知らない人が居ると言ったら、「電気(ガスや水道)のメーター確認の人がさっき来てたみたいだよ」「さっき宅配便(郵便)の人が来てたよ」など。

 必ずしも辻褄を合わせたり、真実であることは必要なく、その時のひらめきとアドリブで対応している方が多いようです。

 これは認知症という病気の症状のひとつですので、否定せずに本人の話に合わせてみてはいかがでしょうか。

認知症の方との良い接し方、上手な対応方法、具体的な対処方法など

PAGE TOP