脳神経外科とは

 脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳動脈瘤、脳動静脈奇形、頚動脈狭窄など)、水頭症、認知症、頭部外傷、てんかん、髄膜炎、脳腫瘍、頚椎・腰椎を中心とした脊髄疾患、脊髄の腫瘍、脊髄外傷などの疾患を診療します。

診療予定表

曜日
午前

鯉淵(す)
木附
担当医

西松
木附
鯉淵(す)
山崎
木附 木附
鯉淵(す)
西松
直江
井上
担当医
石川
午後 木附
担当医
木附
山崎
木附 木附 直江
井上
担当医
石川
備考 ※土曜日の石川先生は月2回の診療となります。

こんな症状は脳神経外科へ受診を

頭痛、頭重感、めまい、ふらつき、意識消失、けいれん、言語障害(ろれつ障害・失語症)、歩行障害、手足の麻痺、手足に力が入らない、手足のしびれや痛み、顔面の痛みや麻痺、耳鳴り、目が見えにくい、物が二重に見える、視野の一部が欠ける、頭痛を伴う発熱や吐き気、項部の張り感、物忘れや異常行動、尿失禁など

もし下記の症状が一つでも”突然に”生じたなら、脳卒中の警告サインです。

  • 顔、手足のしびれ、または脱力感。特に片側だけに起こった場合。
  • 舌がもつれた感じで言いたいことが言えない、相手の言葉が理解できないなど。
  • 片目あるいは両目が見えない、見えにくくなる症状。
  • めまい、歩行障害。

直ちに救急車で沼田脳神経外科循環器科病院にかかってください。

脳神経外科では必要に応じてこんな検査を実施します。

頭部MRI (脳内を全方位的に撮影)、ASL(MRによる脳血流量測定検査)
VSRAD (MR画像を用い脳の萎縮の程度を調べ、アルツハイマー型診断の支援となる)
頭部・頸動脈・大動脈弓部MRA (MR装置を用いた血管撮影)
頭部CT・頭部3DCT (造影剤を使用し骨や血管の位置などを立体的に撮影)
頭部・頸部単純レントゲン検査、脊椎MRI、脳波検査、頸動脈エコー検査
重心動揺計検査、聴力検査、電気味覚検査、瞬目反射検査(ブリンク検査)
心電図、長時間心電図(ホルター心電図)、24時間行動下血圧測定検査、
経食道心エコー検査、下肢エコー検査、頸動脈HITS検査、
高次脳機能障害スクリーニング検査(記憶・失語・失行・失認・実行機能など)
ドライビングシュミレーター検査
※一部検査は沼田脳神経外科循環器科病院で実施します。

脳ドック

脳卒中は年齢、高血圧、喫煙、悪玉コレステロールの高い脂質異常症や糖尿病などで発生率が高くなります。
脳卒中の家族歴がある場合は、脳卒中発症のリスクが高いため、特に症状がなくても一度脳ドックによるMRI/MRA検査をお勧め致します。
脳ドックで無症候性の脳梗塞(かくれ脳梗塞)や、くも膜下出血の原因になる脳動脈瘤などが見つかった場合は、更に詳しい精密検査や治療、経過観察が必要な場合も適切に対応致します。

脳ドックについて詳しくは脳ドックのページをご覧下さい。