循環器内科とは

主に心臓、そして血管についての病気を診る専門の内科です。
疾患として高血圧、狭心症や心筋梗塞、不整脈、心臓弁膜症、心不全、心筋症、下肢閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、肺塞栓症などがあげられます。
ペースメーカー植え込み後の定期診察もしています。

診療予定表

曜日
午前 大島 天内 <教授>
山口
大津 担当医
午後 大島 大津 担当医
備考  

こんな症状は循環器内科へ受診を

胸が痛む、締めつけられる、重苦しい、息苦しい、背中が痛む、意識消失、突然脈が速くなる・遅くなる、手足がむくむ、しびれる、だるい、食欲不振、発熱、下肢の色調変化があり腫れて痛む、足の血管が浮いてコブのようになっている

●不整脈
一般的な心電図は検査時間がわずか30秒ほどなので、不整脈を詳しく調べるためには長時間の心電図(ホルター心電図検査)で不整脈の出現頻度や不整脈の種類を特定することが必要です。

●意識消失
一時的な脳の血流が低下から意識消失したもので目の前が真っ暗になるなどの症状があります。意識消失すると脳の病気と考えてしまいがちですが、不整脈や血圧低下で失神する方の頻度は脳卒中より高いと言われています。
また、意識を失うと通常の転倒とは違い、防御反応なく倒れるので頭部外傷など致命的な状態になる事もあります。

循環器内科では必要に応じてこんな検査を実施します。

単純レントゲン検査、心臓CT、心臓MRA、心臓エコー検査、心電図
長時間心電図(ホルター心電図)、24時間行動下血圧測定検査、四肢脈波(ABI)
運動負荷心電図、頸動脈エコー検査、下肢エコー検査
難治性の高血圧の原因検索(腎臓の血管狭窄、ホルモン異常、睡眠時無呼吸症候群検査)
経食道心エコー図検査、電気生理学的検査(EPS)、心臓カテーテル検査
※一部検査は沼田脳神経外科循環器科病院で実施します。

心臓ドック

現在、胸部症状が無くてもご両親やご兄弟に心筋梗塞の既往のある方や心筋梗塞の危険因子と言われている高血圧症、高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙、ストレスのある方には心臓ドックをお勧めします。
心臓の病気は、早期発見・早期治療により心筋梗塞を未然に防ぎ、その他の心臓疾患も重症化を防ぐ事ができます。
ドックで異常が発見され、精密検査、治療や経過観察が必要な場合も、適切に対応致します。