新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
また、旧年中はひとかたならぬご厚情を賜りありがとうございました。

年は改まりましたが、新型コロナウイルスの感染が拡大する中での新年となりました。
昨年に引き続いて、今年も感染対策に追われる一年になろうかと思いますが、ご利用者の皆様、ご家族の皆様には健やかな日々を送っていただきたいと思います。

今年は丑年になります。

かつて夏目漱石が、自分の門下であった芥川龍之介と久米正雄に宛てた手紙に次のような一文があります。

「牛になることはどうしても必要です。
われわれはとかく馬になりたがるが、牛にはなかなかなり切れないです。
あせってはいけません。頭を悪くしてはいけません。根気ずくでお出でなさい。」

解釈は少し違うのかもしれませんが、新しい生活様式により、普通の生活が送れないこと、いつまで続くかわからない不安、焦りがありますが、「牛のように、焦らず、深く考え、根気よく」今、自分が感染防止のためにできることを再確認し、コロナ禍をみんなで乗り越えていきたいと思います。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。