なごみの杜理念

その人らしく、
いきいきと

基本方針

  • ニーズに合わせたサービスの提供を目指します
  • 地域に開かれた透明性のある事業所を目指します
  • すべての職員がいきいきと働ける事業所を目指します

施設長挨拶

この度、令和6年1月1日より特別養護老人ホーム菜の花館の施設長を拝命いたしました「堤 春彦」と申します。菜の花館は7年ぶりの勤務となります。この間は吾妻地区の居宅サービス6事業の運営に関わってきました。病気や障害があっても住み慣れた地域で生活ができるよう、利用者さんやご家族に寄り添い、多職種で協力しご利用の生活を大切にしたいとの思いでチーム一丸となって支援してきました。

 菜の花館では「その人らしく、いきいきと」を理念に、安心、安全な日常生活を特養・短期入所・通所介護の多職種と連携し垣根を越えた支援を続けています。また地域に開かれた施設となるよう、隣接している第一保育園との交流、小中学校との職場・福祉体験など通じてふれあいを大切にしています。

 ここ数年はコロナ禍の影響もあり、秋祭りを開催し家族中心に触れ合う機会を設けていましたが、今年は納涼祭を開催し、地域の方々にも参加していただき盛大にイベントを楽しんでほしいとの思いでいます。入居者に対しては、ユニット型の特徴を活かし家庭的な環境づくりや一人ひとりとゆっくり向き合いニーズに合ったケアを提供できるよう努め、ご夫婦で入居の場合は仕切りを取り外し、2部屋を1部屋としてご利用することもできます。今後の特別養護老人ホームの新たな役割は、地域に開かれた施設だけでなく、地域包括ケアシステムの構築を推進する観点から、重度の入居者や低所得者の受け入れが必要になります。また看取り体制の更なる充実や認知症に対しては、認知症専門医と密接な連携をし、適切なケアをチームで実践していくことも重要と考えています。

 菜の花館も今年で開設から19年を迎えます。これもひとえにご利用者、ご家族、地域の方をはじめ、関係者の方々のご支援ご協力の賜物と深く感謝しております。これからも「多職種連携」を念頭に置き、様々な職種が協力しあってより良いサービスを提供するため、常にチャレンジを忘れず施設の成長に努め、しっかり社会貢献し地域社会に期待される施設にしてまいります。今後とも末永く宜しくお願いいたします。

施設長 堤 春彦