TOSHIBA Aquilion Multi detector CT(64DAS)

Aquilion Multi detector CT

 従来よりも検査時間の大幅な短縮、また微小病変の発見も可能となりました。CTでは困難とされていた任意での断面像も描出可能となりより多くの情報を提供しています。

 最大のメリットは高速撮影を実現したことにより、心臓の冠動脈撮影が可能となったことです。造影剤を静脈より注入し、撮影することにで、冠動脈狭窄の有無や石灰化病変の評価ができます。

 また、冠動脈血管形成術(PCI・ステント留置等)や心臓バイパス術(CABG)の術後の評価にも使われています。

 頭部領域においては、頭部血管の3D撮影に加えて、頭部動脈瘤に対する4D撮影が可能になりました。4D検査とは、時間経過とともに、動脈瘤がどのように拍動しているか見ることが出来ます。

 他にも、キセノンガスを用いて脳の血流量を調べるCBFという検査も行っています。

 

CT画像例

「冠動脈撮影(MDCT)」

冠動脈撮影(MDCT)

 左の画像は心臓を栄養している血管‘冠動脈’をCTにて撮影した画像です。
 MRI検査とは違い造影剤を使用するので、画質が向上します。
 また、ステント内評価、石灰化の有無・程度の評価を行うこことが可能でバイパス手術などのフォローアップなどにも行われます。

 
「下肢動脈撮影」

下肢動脈撮影

 左の画像は下肢の動脈をCTにて撮影した画像です。腹部の大動脈から分岐し、両下肢の足部までを撮影しています。造影剤を使用していますので画質が良く、狭窄、石灰化の有無・程度の評価を行うことが可能です。
 また、バイパス手術などのフォローアップなどにも行われます。

 
「頚部動脈撮影」

頚部動脈撮影

 左の画像は頚部(首)の動脈をCTにて撮影した画像です。こちらも造影剤を使用して、大動脈弓部と呼ばれる大血管より、頭部までの血管を撮影しています。
 画質がよく、内頚動脈の分岐部の狭窄の有無・程度などを見ます。その他の血管に対しても、石灰化や蛇行などの有無や程度の評価を行うことが可能です。

 
「脳動脈撮影」

脳動脈撮影

 左の画像は頭部(脳)の動脈をCTにて撮影した画像です。こちらも造影剤を使用して、頭部の動脈を撮影しています。頭部の動脈では、前交通動脈分岐部、中大脳動脈部、内頚‐後交通動脈分岐部、脳底動脈終末部などに脳出血の原因となる動脈瘤の好発部位があります。この動脈瘤の有無や狭窄の程度などの評価を行われます。

 
「脳動脈瘤4D撮影」

脳動脈瘤4D撮影

 左の画像は時間経過における脳の動脈瘤のCT撮影を行った画像です。こちらも造影剤を使用しています。こちらの撮影は、脳動脈瘤の瘤壁拍動を任意の方向から観察することができ動脈瘤の易破裂性の把握することが可能です。